「多文化ソーシャルワーク講座」参加申込受付中!
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目 的
県や市町村の保健・福祉・教育分野で、外国籍の住民に接している職員や相談支援を行っている人を対象に、外国籍住民によりスムーズで適切なサービスが提供できるようにするために、在留資格や異文化への配慮などに関する知識や分野別の対応事例を学ぶ座学研修を行い、課題に直面している外国籍住民がサービスにアクセスしやすい状況と、それを支える人や組織の人的ネットワークを県域でつくることを目指します。
※ 本講座は「外国人ピアサポーターとの連携による地域の福祉・教育・行政サービスの質向上に向けた多文化共生プログラム」(2023年度 JICA NGO等提案型プログラム採択案件)として、独立行政法人 国際協力機構(JICA)の委託を受けた茨城NPOセンター・コモンズが実施するものです。
実施内容
◆ 実施時期
2024年8月21日(水)~12月17日(火)までの計12回
各回14時30分~16時30分
◆ 場 所
水戸会場(ザ・ヒロサワ・シティ会館 集会室)(駐車料金あり)
または
つくば会場(JICA筑波 会議室)
※ 毎回ハイブリット方式で開催し、オンライン受講及び録画視聴も可能。
◆ 対 象
茨城県内の保健・福祉・教育に関して外国ルーツの要支援者に接していて、多文化ソーシャルワークを学びたい人
※ 県外在住の場合もオブザーブ参加可能。
◆ 定 員(各回)
会場参加:約30名
オンライン受講:100名
分野 | 参加を呼び掛ける主な組織 |
保健・医療関係 | 自治体の保健センター、県の保健所、外国籍住民と関わりのある医療機関 |
児童家庭福祉 | 自治体の子ども家庭主管課、児童相談所、女性相談支援センター、母子生活支援施設、保育所 |
教育 | 小中高校、特別支援学校、市町村教育委員会、スクールソーシャルワーカー、スクールカウンセラー、訪問型家庭支援員 |
その他の福祉 | 自治体の福祉課、社会福祉協議会、地域包括支援センター、障がい児者施設、介護事業所、障がい福祉相談事業所 |
その他 | 国際交流協会、自治体国際担当など |
講座内容
基本編5回とテーマ別7回の計12回(部分参加可能)
基本編
オンライン受講や録画視聴も可能ですので極力5回ご参加ください。
回 | 開催日 | 会場 | テーマ | 講師 |
1 | 8月21日(水) | 水戸 | 多文化ソーシャルワークとは何か | 日本福祉大学 名誉教授 石河 久美子 氏 |
2 | 9月4日(水) | 外国籍高齢者への介護支援で、言葉や習慣、宗教にどう配慮するか | 外国人高齢者と介護の橋渡しプロジェクト 木下 貴雄(王榮)氏(参考) | |
3 | 9月17日(火) | つくば | 社会福祉協議会と国際交流協会の連携 兵庫県三田市の事例から | 武庫川女子大学 心理・社会福祉学部 教授 吉富 志津代 氏(参考) |
4 | 9月24日(火) | 多文化ソーシャルワーカーの仕事 外国籍相談員・通訳の育成と活用 | 外国人ヘルプライン東海 代表 後藤 美樹 氏 | |
5 | 10月10日(木) | 社会保障・福祉制度、そして社会資源の活用:在留資格、家族状況をふまえた支援の方法 | 東洋大学 福祉社会デザイン学部 教授 南野 奈津子 氏 |
テーマ別編
関心のある分野を受講してください。
回 | 開催日 | 会場 | テーマ | 講師 |
6 | 10月15日(火) | 水戸 | 外国籍妊産婦への健診、産後の子育て支援に関する情報提供 | NPO法人 Mother's Tree Japan 事務局長 坪野谷 知美 氏(参考) |
7 | 10月29日(火) | つくば | ムスリムの要支援者への対応で留意すること | 愛知県立大学 客員共同研究員 大橋 充人 氏(参考) |
8 | 11月5日(火) | 水戸 | DV被害を受けた母の在留資格の変更と子の国籍取得への支援 | 社会福祉法人 日本国際社会事業団 常務理事 石川 美絵子 氏 |
9 | 11月19日(火) | 在留資格と法律問題が関連するケースでの弁護士による支援の事例 | 日本司法支援センター 本部 国際室 室長 冨田 さとこ 氏 | |
10 | 12月3日(火) | つくば | 医療保険に入っていない世帯への健康診断と出産や医療の支援 | NPO法人 北関東医療相談会 アミーゴス 事務局長 長澤 正隆 氏 |
11 | 12月10日(火) | こどもの発達障がいの把握・療育支援と保護者への情報提供 | 一般社団法人 cotonari 代表 佐藤 槙子 氏(参考) |
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12 | 12月17日(火) | 水戸 | 生活困窮者への居住支援と自律にむけた他組織連携による伴走支援 | 県内福祉相談機関関係者、茨城NPOセンター・コモンズ(参考①、参考②) |
※ 12回の講座のうち、基本編5回とテーマ別編3回以上出席した方に修了証を発行します。
※ 録画動画を視聴し、感想を提出することで出席とみなします。
この講座で得られること
- 在留資格により使える福祉制度を知っておけば、より正しい情報提供ができるようになります。
- 宗教や出身国の慣習や文化に応じた対応の仕方を知っておくと、関係性をつくりやすくなります。
- 外国人ピアサポーター(通訳ができ、文化や制度も理解している人)と連携した相談対応の仕方や、他機関、NPOの協力を得て、複合的課題をもつ家族への支援ができるようになります。
- 他の組織が、どのように対応しているかを知ることで、自組織の取組みをより良くできます
参加費
無料
申込締切
8月16日(金)
※ その後も参加申し込みを受け付ける予定。
申込方法
- 以下のフォームから、ご所属、ご氏名、参加する回と参加方法、連絡先などをご入力ください。後日、会場案内やZOOMのリンクなどの詳細をeメールにてお知らせします。
- 上記フォームでの入力が難しい場合、こちらをクリックして申込みフォーム(DOCX:15KB)をダウンロードし、ご入力の上、以下のeメール・アドレスにご送信ください。
お問い合わせ
認定NPO法人 茨城NPOセンター・コモンズ
電話:0297-44-4281
FAX:0297-44-4291
eメール:global@npocommons.org
茨城NPOセンター・コモンズは、組織の壁・心の壁を越えて、人がつながり、ともに行動する社会を目指します。