『茨城県新しい公共推進指針』が、ついに完成しました!
県民一人一人がどのように「みんなの社会」を創造するか、市民と組織の開発を進め「新しい公共」を形成する方向性を示す『茨城県新しい公共推進指針』を策定するため、「茨城県新しい公共推進指針策定検討会」が設けられ、茨城県、市町村、有識者、企業、地縁組織、福祉、NPOなど多様な分野でご活躍される方々による真摯な協議・検討が行われました(詳細はこちらをクリック!)。これまでもコモンズのウェブサイトや情報誌(PDF/7.0MB)、地域別NPO例会などで、度々その模様はお伝えしてきたところです。
この度、池田委員長をはじめ「茨城県新しい公共推進指針策定検討会」委員の皆様のお力により、ついに完成しました。以下よりダウンロードできますので、ご覧ください。
本指針策定に事業受託者として関わったコモンズとしては、事業委託者である茨城県(生活環境部 生活文化課 県民運動推進室)とともに、指針普及に努めていきたいと考えています。また、以下のように指針の内容を実現するためにご活用いただける『花王・ハートポケット倶楽部 地域助成』や、ご自由にお使いいただけるデータベースなどのツールもあります。指針やこれらツールの普及・活用のための勉強会などを開催されたい組織は、ぜひコモンズまたは茨城県までお問い合わせください。
新しい公共を、ともに進めていきましょう。
※ 平成24年度茨城県新しい公共支援事業に伴う活動基盤整備事業委託業務(新しい公共推進指針策定事業)の一環として作成されました。
『茨城県新しい公共推進指針 ~みんなで創る いばらき の未来~』(PDF/1.45MB)のダウンロードはこちらをクリック!
『茨城県新しい公共推進指針 ~みんなで創る いばらき の未来~』の概要
茨城の地域課題を提示しつつ、茨城県民一人一人がどのように「みんなの社会」を創造するか、市民と組織の開発を進め「新しい公共」を形成する方向性を示すため、「茨城県新しい公共推進指針策定検討会」(委員長:池田幸也(常磐大学コミュニティ振興学部教授),行政,事業者,福祉団体,NPO等からなる委員13名で構成)によって検討・策定された。
第1章:指針について
- 指針策定の背景と目的
- 指針の対象
- 目標と時期
- キーワードの解説
第2章:みんなの社会(新しい公共)が必要とされる地域の状況
第3章:新しい公共の推進により、みんなで目指す社会像の例
第4章:指針の3つの戦略
戦略1:みんなでいっしょに ~活動を知り,仲間とつながる機会を増やす~
戦略2:みんなの参加 ~参加しやすい組織づくり~
※ 戦略1,2に関して,中間支援組織に期待される役割
戦略3:みんなをつなぐ仕組みづくり ~ みんなで課題解決をすすめよう~
① 学びあいの仕組み
② 市民同士の助けあいの仕組み
③ 組織の協働の仕組み
④ 多様な働き方ができる仕組み
⑤ 社会貢献をみんなで応援する仕組み
※ みんなをつなぐ仕組みをつくる上での行政の役割
第5章:今後の新しい公共の推進体制と取り組み
- 新しい公共推進委員会の設置
- 指針の具体化
- 新しい公共推進コーディネーター(仮称)の育成
資料編
- 「茨城県新しい公共推進指針策定検討会」の概要
- 新しい公共における課題
事業主体・発行
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茨城県生活環境部生活文化課県民運動推進室 水戸市三の丸1-5-38 茨城県三の丸庁舎2階 電話:029-224-8120 eメール:undo@pref.ibaraki.lg.jp |
検討・策定
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茨城県新しい公共推進指針策定検討会 |
検討会事務局(委託先)
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認定NPO法人 茨城NPOセンター・コモンズ |
指針の内容を具体化するためのツール
指針の内容を具体化するためのツール
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指針との主な関連個所
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名 称
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内 容
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対 象
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花王・ハートポケット倶楽部 地域助成 (いばらき未来基金 冠助成プログラム) |
この助成は、花王グループ社員による社会的支援を目的としたクラブ組織「ハートポケット倶楽部」会員の皆様のご寄付を原資として実施する。 いばらきの未来をつくる市民活動団体(NPO法人・ボランティア団体・コミュニティグループ、自助組織等)による、人や地域の絆を創る活動に助成し、企業と県民が協働して、あらゆる人の居場所や出番を増やすという新しい公共の理念を具体化させることを目的に、助成事業を行う。 |
いばらきの未来をつくる市民活動団体(NPO法人・ボランティア団体・コミュニティグループ、自助組織等) |
全般
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国内最大のNPO法人データベースの茨城版。団体基礎情報だけではなく、詳細な活動内容や財務データ、会員やボランティアなどの募集内容を各団体自ら無料で更新できる。様々な条件で検索が可能なため、協働のパートナーを探している行政や、ボランティアや寄付先を検討している市民などが、比較可能なかたちで団体を選べるシステム。登録すると、組織運営に欠かせないパソコン・ソフトの寄贈を受ける資格を得られる。 | ・ 協働のパートナーを探している行政
・ 行政、市民に選ばれたいNPO法人 ・ ボランティアや寄付先を検討している市民 ・ NPO法人の情報発信を支援する中間支援組織と行政 |
p. 25「IV.(アクション⑮)」
p. 33「V.(アクション㉒)」 p. 34「みんなをつなぐ仕組みをつくる上での行政の役割」 p. 40「2. 新しい公共における課題」 |
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2010年度財務諸表データ付県内NPO一覧 | 茨城県に提出された2010年度のNPO法人の財務諸表をもとに、EXCELファイル形式で比較可能なデータベース化したもの。上記の茨城版NPOヒロバと併せて使うことで、より適切な協働のパートナーを選択できる。 |
茨城NPOセンター・コモンズは、組織の壁・心の壁を越えて、人がつながり、ともに行動する社会を目指します。