定住外国人との共生に関する連続円卓フォーラム報告書、発売中!
~3年間の茨城での多文化共生の実践報告と今後の展望~
詳細はこちらのチラシ(PDF/640KB)をダウンロード!
2010年6月、ブラジル人をはじめとする外国人の人口が4%を超える常総市に「茨城県外国人就労・就学サポートセンター」が開設され、様々な相談、研修活動が実践されてきました(設置:県国際課 運営:茨城NPOセンター・コモンズ)。
3年間の取り組みで見えた課題を整理し、次の取り組みにつなげるため、5回にわたり標記円卓フォーラムが開催されました。労働、社会保険、起業、介護就労、こどもの教育、福祉など、今後の定住化で問われる主題を設定し、国内各地で最先端の活動をしている方も招き、企業、行政、大学、NPO、学校、法律の専門家などが立場を超えて議論しました。
3年間のセンターの運営自体が「当たり前の暮らしや共生の実現」という課題に対する 日本、ブラジル、ペルーのスタッフによる共同作業でした。様々な壁や葛藤を乗り越えて実験を積み重ねてきた中での到達点を広く発信するため2カ国語で冊子を作成しました。共生の具体化のために、各自ができることや、連携のヒントが詰まっています。
(245頁 ポルトガル語訳つき)
価 格
1,500円(税込、送料別途、5冊以上割引可)
こんな方は、ぜひご一読ください
- 定住化で何が起きているか、多文化共生の今後の課題、ヒントを知りたい。
- 定住化が進む中で、企業経営者、労働組合、生協、教育関係者、福祉機関、弁護士、行政などが、今後考えるべきことやできることを知りたい。
- 業種や国籍を超えて共に協働実践に向けた議論をする円卓会議に興味がある。
定住外国人との共生に関する連続円卓フォーラムの議論の柱と討議者
※ 敬称略、肩書き方は開催時
回
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テーマ
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内 容
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協議者
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第1回
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地域の外国人労働の動向 | - ブラジル人就労の動向 - サポートセンターでの就労や社会保険に関する相談状況 - 就労に必要な日本語の習得や社会保険加入をどうすすめるか |
家村 啓三(社会保険労務士) 稲田 正行(企業経営者) 重富 ジョージ(アイエスアイ社員) 明石 純一(筑波大学人文学部助教) 多木 洋一(茨城県国際課課長) 小椋 チアゴ(NPO法人 コムニダ―ジ 代表) 横田 能洋(茨城県外国人就労・就学サポートセンター センター長) 藤瀬 ジョージ(茨城県外国人就労・就学サポートセンター コーディネーター |
第2回
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多言語を活かしたビジネスチャンスの可能性 | - ブラジル人の起業支援の取り組み紹介 - ブラジル人と、生協、商工会がともにできること - ブラジル人が日本の店舗に期待すること |
渡辺 マルセロ(NPO法人 Mixed Roots x ユースxネット★こんぺいとう代表) 山元 梢(NPO法人 外国人就労支援センター代表) 石塚 理治(常総市商工会) 森木 孝司(森木行政書士事務所、茨城県中小企業家同友会) 小椋 チアゴ(NPO法人 コムニダ―ジ 代表) 横田 能洋(茨城県外国人就労・就学サポートセンター センター長) 矢野 ジョーゴ(茨城県外国人就労・就学サポートセンター コーディネーター |
第3回
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外国人介護就労の可能性 ~どう人を育て職場で受け入れるか~ |
- 外国人介護ヘルパー養成事業でわかったこと(募集、研修、就職、就職後の課題) - 外国人からみた介護現場、職場にわかってほしいこと - 人材養成で大切なこと、今後の施設とNPOの連携 |
堀 永乃(グローバル人財材サポート浜松 代表) 宇都宮 和子(筑波キングス・ガーデン 施設長) 高城 裕(茨城県老人福祉施設協議会人材確保委員会委員) 下野 マリサ(介護講座2期生でグループホーム勤務) 家村 啓三(社会保険労務士)小椋 チアゴ(NPO法人 コムニダ―ジ 代表) 横田 能洋(茨城県外国人就労・就学サポートセンター センター長) 藤瀬 ジョージ(茨城県外国人就労・就学サポートセンター コーディネーター |
第4回
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外国人生徒の進路を拓くために必要なこと | - スムーズな就学のためにプレ・アフタースクールをどう広げるか - 面談の通訳や文書の翻訳をするための体制をどうつくるか - 中高生のキャリアデザインと高校進学支援のためにどう連携を広げるか |
小島 祥美(愛知淑徳大学文学部教授)井草 まさ子(NPO法人 多文化共生教育ネットワークかながわ) 谷田部 由美子(茨城県教育委員会義務教育課指導主事) 塚原 絹江(常総市教育委員会 指導課指導主事) 長岡 礼子(常総市立水海道小学校講師) 藤木 慎介(常総市立水海道中学校教諭) 石寺 真(茨城県国際課課長補佐(総括)) 横田 能洋(茨城県外国人就労・就学サポートセンター センター長) 根本 敬子(茨城県外国人就労・就学サポートセンター コーディネーター 桐木 アマンダ(茨城県外国人就労・就学サポートセンター コーディネーター |
第5回
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外国人の福祉に関する課題対応をどうするか | - 多文化ソーシャルワークとは何か - 外国人の福祉サービス利用の壁をどうするか - 生活課題を持った外国人の生活をどう地域でサポートしていけるか |
石河 久美子(日本福祉大学社会福祉学部教授) 加藤 順彦(NPO法人 ハート51 代表) 和田 恵(茨城県弁護士会) 小林 隆男(常総市市民協働課) 大友 美智子(ケアマネージャー) 横田 能洋(茨城県外国人就労・就学サポートセンター センター長) 高木 香(茨城県外国人就労・就学サポートセンター コーディネーター |
購入方法
下記までFAXかeメールで、郵送先住所、氏名または団体名、送付先住所、連絡先、冊数を記入してお送りください。
茨城NPOセンター・コモンズ グローバルセンター
〒303-0005 茨城県常総市水海道森下町4346-3 杉田ビル1階
☎:0297-50-0371 FAX:0297-50-0381
eメール:info@i-kakehashi.org
※ グローバルセンターは、就学支援を継続すべく寄付も募っています。詳細はこちらをご覧ください。
茨城NPOセンター・コモンズは、組織の壁・心の壁を越えて、人がつながり、ともに行動する社会を目指します。