有賀理事の著書『災害時要援護者支援対策』が発売!

バリアフリー構築はまちづくりの必須

詳細:販売案内・御注文票(PDF/816KB)のダウンロードはこちらから!
 茨城NPOセンター・コモンズ理事で、茨城大学地域総合研究所客員研究員・同大学非常勤講師の有賀 絵理さんが、この度『災害時要援護者支援対策 ―こころのバリアフリーをひろげよう―』を出版しました。ぜひお買い求めください。
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 災害時要援護者の避難は容易なものではない。昨今、各自治体では防災計画が見直され、災害時要援護者名簿や個別計画等も実施されている。しかしながら、まだまだ本格化されていない。実効力のある災害マニュアルや災害時要援護者事前調査の必要性と、障がい当事者である筆者の体験談から『こころのバリアフリー』の重要さが理解できる書である。
著者:有賀 絵理
サイズ:四六判
頁数:128
定価:1,200円+税
出版:文眞堂
東京新聞茨城版(2014年4月4日)「要援護者 避難の手引 災害に備え、名簿作りの重要性訴え」

主要目次
  1. 災害時要援護者とは
  2. 忘れないで! バリアフリー!!
  3. 社会のなかのバリアとバリアフリー
  4. 障がい者とは
  5. 災害時の災害時要援護者の実態
  6. 全国(各都道府県) の災害時要援護者前調査書の現状
  7. 災害時要援護者事前調査書? それとも台帳?
  8. 今後の災害に向けて

付録(1)災害時要援護者事前調査書
   (2)インタビュー:~災害時要援護者について語る~

本書を推薦します

 2020年のパラリンピック関連施設は、ハートビル法(高齢者・身障者も円滑に利用できる建築
物の促進)で整備されるでしょうが、その運営には「こころのバリアフリー」が不可欠です。差
別社会克服の具体的な第一歩として、有賀絵理研究者の本書を推薦いたします。

通産省工業技術院地質調査所 元首席研究官
茨城大学 元教授
大嶋 和雄

 茨城大地域総研で御一緒した有賀絵理氏が時宣にかなった好著をまとめられました。今回の大災
害による死亡・行方不明の障がい者は、そうでない住民の約2倍に達した現実を踏まえ要援護者
の避難対策が優先課題であり、さらに復興過程での防災計画の見直し作業も要援護者へのこころ
配りが大切だと。自治体・社協・NPOの皆さんに是非!

 著者は、東日本大震災で自ら災害に遭遇し、震災後の当会の支援活動にも関わり、災害時の地域
の障がい者の状況を調査してこられた。近くに原発がある中、災害時の避難誘導や訓練に関して
共に活動してきた仲間でもある。次に備えて日頃からできることは何か、この本をもとに地域の
繋がりと安心をつくっていきたい。そして多くの方に推薦したい。

認定NPO法人 茨城NPOセンター・コモンズ
常務理事・事務局長
横田 能洋
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