災害時要配慮者の避難研修会【終了】

みんなが助かるために

参加申込書付き開催要項のダウンロードは、以下をクリック!

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 災害が発生した際、避難に時間がかかったり、避難所の環境では配慮が必要な、高齢者、障がい者、乳幼児などの「災害時要配慮者」のために、事前に個別の避難支援の計画を作ることや、避難生活をしやすい避難所を整備することが求められています。
 しかしながら、全国のほとんどの自治体は要配慮者名簿の作成にとどまり、公的な福祉避難所の整備や訓練も進んでいません。いざという時の備えや訓練を実施しなければ、災害時に逃げ遅れてしまったり、厳しい状況での避難生活を送ることになりかねません。
 大分県別府市では、障がいのある方、地域の自主防災組織、行政、福祉関係者が障害者インクルーシブ防災という取り組みを実施し、個別の避難支援計画を作ったり、避難訓練を実施したりしています。この研修では、その取り組みから学び、地域で無理なくできることを実践するため、一緒に考えたいと思います。
内 容
 大分県別府市における以下の事例から学びます。

  • インクルーシブ防災の取り組み
  • 災害時要配慮者の個別支援計画策定
  • 福祉避難所の整備と避難訓練の状況
  • 市民、当事者と行政の連携  など

講 師
 別府市 共創戦略室 防災危機管理課
  防災推進専門員 村野 淳子 氏
社会福祉法人 大分県社会福祉協議会の元職員
防災・減災に関する活動
 障がい種別による課題を確認する研修会、避難所生活での災害関連死や状況悪化者を最小限にとどめる「備災」「減災」活動、避難所を「被災者支援拠点」(地域の被災者全体のための支援をつなぐ拠点)として機能させる訓練の開催、地域リーダー育成(被災地となった時に被害状況からどんな支援が必要なのか判断できる)、多種多様な団体による市町村単位でのネットワーク構築
日 時
 2019年3月19日(火)午前10時~12時(開場:9時45分)
対 象
 行政の危機管理、災害時要配慮者支援担当、社会福祉協議会、特別支援学校、自主防災組織、NPO関係者など、ご関心のある方はどなたでも
参加費
 無料
会 場
 神栖市保健・福祉会館(神栖市溝口1746-1)
無料駐車場あり。

協 力(申請中)
 茨城県防災ボランティアネットワーク
助 成
 社会福祉法人 茨城県社会福祉協議会 「平成30年度茨城県ボランティア・市民活動推進事業費助成金」助成事業
茨城NPOセンター・コモンズとは
 セーフティネットづくりに取り組む活動を支え、ネットワーク化し、または自ら取り組んで、その芽を育てることによって、また地域における民間非営利団体の活動基盤の充実を図ることによって、様々な課題当事者が社会的に包摂され、多様性が尊重され、人や組織がつながり共に行動する市民社会の実現を目的としています。
 ひきこもりがちな市民、子ども、外国人、被災者、高齢者、障がい者、またそれら市民を支える地域社会の民間非営利団体などを対象として、①セーフティネットのインキュベーション、②ネットワーク化、③担い手の育成、④活動資源の仲介に取り組んでいます。
 これまで全国各地の被災者支援団体と連携し、常総の水害被災者支援活動を継続してきました。常総市民である代表理事の被災経験や当団体の支援活動の経験を踏まえ、地域住民と 連携した防災活動や、福祉施設を対象とした福祉避難所開設訓練や研修などの実施に、最近は力を入れています。
締 切
 2019年3月18日(月)午前

主催・お申し込み

 こちらをクリックして参加申込書付き開催案内(DOC:368KB)をダウンロードしてご記入の上、下記までeメールまたはFAXにてお送りください。
※ 一団体複数名のご参加も歓迎です。
※ いただきます個人情報は、本事業運営及び関連するご連絡のみに使用致します。

たすけあいセンター「JUNTOS」(運営:認定NPO法人 茨城NPOセンター・コモンズ)
〒303-0003 茨城県常総市水海道橋本町3571 はじめの一歩保育園
電話:0297-44-4281
FAX:0297-44-4291
eメール:juntos@npocommons.org

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茨城NPOセンター・コモンズは、組織の壁・心の壁を越えて、人がつながり、ともに行動する社会を目指します。