地域円卓会議 in 茨城 2021 ポストコロナ時代の人材育成とサードプレイス ~地域における居場所と出番の創出~【終了】
参加申込書付き募集要項のダウンロードは、以下をクリック!
キーワード
サードプレイス、AIに代替されずに生き抜く力、共助、プロボノ、地域の持続可能性
社会的背景
- 人が行う定型業務がさらに減少する中、他者との対話を進め、批判的思考から地域や組織の潜在的課題を発見し、従来の方法に縛られずに創造的に思考、試行し、改善する力がさらに求められている。それがAIに代替されない人材育成にもつながる。
- コロナ禍で社会のオンライン化、AI化、社会変化の速度が加速し、不確実性が増している。
- テレワークが進み、職場と家庭以外の地域における居場所(サードプレイス)の重要性が高まっている。サードプレイスがあることで、孤立しがちなテレワーク環境でも心身の健康を保つことができる。
- サードプレイスは、地域との接点であり、様々な地域課題に気づき、自分の可能性を見つめ直し、様々な意欲向上の機会にもなり、本業でのスキルアップや起業などにもつながる。それが人生を豊かにもする。
- 在職中にサードプレイスとの接点を広げることで、退職後の生きがいづくりや再就職にもつながる。
- サードプレイスを広げることで、地域課題解決の担い手を増やすことにもつながる。
- パラレル・ワーク、副業が広がり、そこで培った経験や能力が本業でも活用されやすくなっている。
目 的
コロナ後を見据え、サードプレイスの可能性を確認し、共助でサードプレイスを広げる方法を具体化する。
目 標
- 地域における居場所と出番が人材育成につながるという認識が共有されている。
- 県内のプロボノ人材バンクなど、サードプレイスを広げ、つなげる構想が具体化されている。
論 点
- サードプレイスの重要性や事例を確認しつつも、具体的にどのように共助でサードプレイスを広げ、マッチングを進めるかを主に議論する。
- 学校教育課程そのものは議論しない。(共助で具体的に取り組める手法を協議する)
- セーフティネットづくりそのものは議論しない。(サードプレイスを通じてセーフティネットの担い手を増やすことを志向する)
問 い
市民のサードプレイスとの接点を、多組織連携でどのように広げ、可視化するか?
進 行(途中10分間の休憩あり)
- 登壇者の取り組み紹介と、サードプレイスの必要性の確認
- 協議:「サードプレイスとの接点を、共助でどのように広げるか」
- 参加者を交えたブレイクアウト・セッション:「各セクターができることは何か」
- ブレイクアウト・セッションを踏まえた協議 など
日 時
2021年3月20日(土)13:00~16:00
会 場
オンライン会議システム「Zoom」を使用し、完全オンライン実施(申し込み後、リンク送付)
対 象
このテーマに関心のある市民、団体ならどなたでも(県外の方もご参加いただけます)
定 員
300名(申込先着順)
参加費
無料!
主 催
茨城県、チャレンジいばらき県民運動、地域のパートナーシップを拓くSRネット茨城(協力組織:一般社団法人 茨城県経営者協会、日本労働組合総連合会茨城県連合会(連合茨城)、生活協同組合パルシステム茨城 栃木、株式会社 茨城新聞社、認定NPO法人 茨城NPOセンター・コモンズ)
地域円卓会議とは
生活や福祉に関する地域課題が拡大し、複雑・多様化しています。地域課題の解決に向けた取り組みを行政だけに委ねていても、その解決は困難です。企業、組合組織、NPO、教育機関、メディアなど、地域の様々な組織が連携することで、地域課題の解決の可能性は広がります。
中央で開催されていた「社会的責任に関する円卓会議」の地域版として、茨城では2011年に全国初の地域円卓会議を開催しました。多様で異なる立場の主体が、自分の組織の強みや 役割を発揮し、協議と実践を繰り返します。県民の具体的なニーズを知り、考える機会にしたいと思います。組織の壁を越えた連携の可能性を模索する場となります。
※ 協議を円滑に進めるため、組織的見解を発信する義務はなく、個人的見解で積極的にご発言いただきます。
過去の開催
- 地域円卓会議 in 茨城 2020 ~外国人従業員や家族も安心できる地域に~
- 地域円卓会議 in 茨城 2018 ~少子高齢社会で共助を広げよう~
- 地域円卓会議 in 茨城 2011 ~地域の課題解決に向けたアイデアをみんなで味わおう~
関連行事
- 共助社会づくりフォーラム2017 ~共助の力で災害に対応しよう~
- 共助社会づくりフォーラム 2015 in 茨城 ~空き家などを活用した共助社会づくりをかんがえよう~
- 共助社会づくりフォーラム in 茨城
- 新しい公共フォーラム in 県北・県南 ~地域円卓会議を体験して、他の組織とつながろう~
登壇者
(順不同)
常陸frogs
代表 菅原 広豊 氏
1984年生まれ。秋田県秋田市出身。大学卒業後、大手ディベロッパー、社会インフラの営業を経験。その後、働き方や生き方に疑問を抱き会社の外に出て地域に関わるようになる。「Hitachifrogs」のクラウドファンディングに2回挑戦。目標金額110%(138万円)、200%(302万円)合計281名の方から440万円の支援を集めた。人それぞれに合った適切な人と場のマッチングを強みに、現在も地域のコネクターとしてプラットフォームを作り、茨城県内だけではなく県外も含め多種多様な人をつないでいる。2020年4月に独立。
茨城県 県民生活環境部 女性活躍・県民協働課
主査 舘山 佳央 氏
茨城県職員。2018年より女性活躍・県民協働課に勤務、共助社会づくり、NPO等からの提案に対する助成事業などを担当。若いころは国際交流、国際協力、ESDなどの活動をしていたが、東日本大震災以降、地域でのボランティア活動にも関心を持つようになった。水戸ユネスコ協会常任理事、元青年海外協力隊茨城県OV会準会員(国際理解教育ひろば実行委員)、元いばらきドリームプランプレゼンテーション実行委員。
城里町 地域おこし協力隊隊員 坂本 裕二 氏
1983年生まれ。茨城県日立市出身。ゼネコン、フットサルベンチャー企業を経験後、世界一周50ヵ国を周遊。帰国後は旅行会社を経て水戸市のデザイン会社で茨城県内の行政から農業まで幅広いジャンルの業務に従事。横浜に転職した際に参加したif design projectがきっかけで茨城にもどり、2019年6月に城里町地域おこし協力隊に着任。水戸ホーリーホックの廃校を活用したクラブハウス「アツマーレ」の活用や「古内茶」の産地の古内地区の地域活性化事業などの活動を行なっている。
認定NPO法人 サービスグラント
広報/事務局 柴岡 久美子 氏
メディア関連企業での雑誌編集、ウェブメディア企画編集等に携わる傍ら、副業やプロボノ活動を経験。2018年よりサービスグラント事務局スタッフに着任。現在は、広報としてのプロボノの普及推進、また東京都福祉保健局「東京ホームタウンプロジェクト」等行政との協働プロジェクトの運営等に務める。岡山県出身、神奈川県在住。2児の母。1982年生まれ。
認定NPO法人 リヴォルヴ学校教育研究所
初代理事長 小野村 哲 氏
元つくば市教育委員会教育委員。1983年4月から、つくば市内の公立中学校に勤務。茨城県教育研修センターで英語科講座の講師を務めるなどする。1999年3月に退職後、リヴォルヴ学校教育研究所を立ち上げ、不登校児童生徒の支援にあたる。著書に『イラストと音で覚える 読み書きが苦手な子のためのアルファベットワーク』(明治図書)2020他がある。
認定NPO法人 茨城NPOセンター・コモンズ
代表理事 横田 能洋
1967年千葉県出身、茨城大学卒。同大学卒業後、茨城県経営者協会に就職し、企業の社会貢献推進などを担当。1996年に有志で茨城NPO研究会を発足。NPO法成立を受けコモンズを設立し、常務理事・事務局長に就任。以来、市民団体のNPO法人化の相談に応じたり、研修や調査の企画運営、NPOと企業や労働組合などとの協働事業をコーディネート。社会的排除に関する取り組みに重点をおき、現在は被災地域復興や外国人の教育・生活支援に力を注ぐ。
参加申込
参加申込期限
2021年3月18日(木)
参加申込方法
- こちらのリンクから、参加申込特設ページにログインし、必要事項を入力。
- または、こちらの参加申込書付き募集要項(DOC:78KB)にご記入の上、以下までFAXまたはeメールにて送付。(極力上記特設ページからお申し込みください)
備 考
- 一団体複数名のご参加も歓迎です。
- いただきます個人情報は、本事業運営及び関連するご連絡のみに使用いたします。
お問い合わせ
地域のパートナーシップを拓くSRネット茨城(事務局:認定NPO法人 茨城NPOセンター・コモンズ)
担当:大野 覚
〒310-0031
茨城県水戸市大工町1-2-3 トモスみとビル 4階 みとしんビジネスセンター C-1
電話:029-300-4321
FAX:029-300-4320
eメール:info@npocommons.org
茨城NPOセンター・コモンズは、組織の壁・心の壁を越えて、人がつながり、ともに行動する社会を目指します。