常総で被災した旧片野医院を地域の「えんがわハウス」にする取り組みの内覧会【終了】
詳細はこちらの『JUNTOS通信』号外(PDF:4.2MB)をダウンロード!
2015年の水害前日まで診療が行われていた「旧片野医院」と築100年の住宅が、災害後に空き家になってしまいました。たすけあいセンター「JUNTOS」は、この場所を人が集える拠点に再生すべく、ボランティアの手で泥出しや片付けに取り組んできましたが、500坪の土地にある建物と庭、そして想い出のある診療所を残し、再生するには、6,000万円もの資金が必要です。
「この場を残してほしい」、「お茶のみができる場が欲しい」という地域の皆さんの声に背中を押され、私たちはジュントス・常総復興まちづくり 株式会社を設立し、資金を集めることに致しました。
空き家を活用して、地域の人たち、特に高齢者や子育て世代の方、被災した方の生活がより豊かになるような、みんなが集える生活支援拠点として作り変えるこの取り組みは、10月に国の補助事業(最大2,000万円)の対象に選ばれるなど、資金の壁を超える動きも生まれています。
水害の時に、私たちは人が協力すれば、色々なことが具体化できることを学びました。今もジュントスでは、ボランティアが病院などの送迎や引っ越しの手伝いをしています。困ったときは助けあい、最後まで安心して暮らせる地域、みんなで何かをして笑いあえるような地域にすることが心の復興だと思います。
えんがわハウスが具体化すれば、そこで色々な活動が楽しめます。その場づくりの主役は地域の皆さんですので、ぜひ関わっていただきたいと思います。以下のように、実際に場所を見ていただく内覧会を行いますので、お越しください。
内 容
- 建物の状況、改修・活用計画の説明
- この場でしたいこと、期待するイベントやあったら良いスペース、サービスなどの話し合い
日 時
2017年11月23日(木)午後1時~午後2時半
集合場所
旧片野外科胃腸科医院の駐車場(踏切の隣)
(茨城県常総市水海道橋本町3571)
こちらもご参加ください
当日は同じ場所で、常総市水海道の森下町、橋本町の自主防災を考えるイベント「2年前の災害を振り返り、今後の地域の防災を考える集い」も実施します。ぜひご参加ください。
日 時
2017年11月23日(木)午後2時半~午後4時半
場 所
旧片野外科胃腸科医院
(茨城県常総市水海道橋本町3571)
茨城NPOセンター・コモンズは、組織の壁・心の壁を越えて、人がつながり、ともに行動する社会を目指します。