冊子『市民ファンド的遊休不動産活用の可能性』が完成しました!
空き家などを活用して、地域を元気にしよう
冊子『市民ファンド的遊休不動産活用の可能性』(PDF:4.6MB)のダウンロードは、こちらをクリック!
いばらき未来基金は、茨城県新しい公共支援事業のモデル事業として2012年に誕生し、地域の市民、企業などから寄せられたご寄付を、地域の課題解決に取り組む市民活動に役立てるため助成しております。誰もが住みやすい地域をつくるために、あらゆる人の居場所や出番を増やすという『茨城県新しい公共推進指針』に沿った市民団体の取り組みを募り、「茨城の未来づくり」を広げることが趣旨です。
いばらき未来基金は、NPO法人市民社会創造ファンドが企画・運営する「市民ファンド推進プログラム」の助成を受け、茨城県常総市の水害で被災した物件の活用を促す様々な取り組みを行いました。
地域の市民ファンド/コミュニティ財団として、遊休不動産の利活用に取り組むところがまだ全国的にもわずかであるため、被災地だけではなく、過疎地域の遊休不動産の社会的利活用や、地方創生にもつながることを目指し、様々な実験を行いました。こちらに報告書をまとめましたので、ご一読ください。
成功体験ばかり記載したいところですが、被災地の空き家活用促進ということで、担い手の公募などで不確定要素が大変大きく、実際には計画どおりに上手く行かなかったことの方が多くありました。貴重な助成金をいただいた立場として、まだ確固たる成果を生み出せていないことは大変悔やまれます。
しかし、失敗談も含め、包み隠さず記録し、広く発信することが、モデル事業として社会的実験をさせていただいた立場の使命であると考え、実施したことだけではなく、学んだこと、気付いたことを重点的にまとめました。この経験が少しでも他の市民ファンド/コミュニティ財団の皆様に還元できれば幸いです。
なお、この取り組みの拠点となった旧青柳製麵所は、現在改修のための寄付を募集しているところです。可能な範囲で、ぜひ応援いただければ幸いです。
よろしくお願い致します。
本件に関するお問い合わせ
いばらき未来基金事務局
(運営:認定NPO法人 茨城NPOセンター・コモンズ)
事務局長・いばらき未来基金事務局担当 大野 覚
〒310-0022
茨城県水戸市梅香二丁目1番39号 茨城県労働福祉会館2階
☎: 029-300-4321
FAX:029-300-4320
eメール:office@ibaraki-mirai.org
茨城NPOセンター・コモンズは、組織の壁・心の壁を越えて、人がつながり、ともに行動する社会を目指します。